百笑ドッグラン マナーブック

【ドッグランに入る前に】

  • 利用規約・掲示板及び入口付近に掲示してある注意事項をよくお読みいただき、同意された方のみご入場いただけます。
  • なるべくドッグラン内で排泄しないよう、排泄を済ませてからご入場ください。狂犬病及び混合ワクチンを接種していない犬は入場できません。
  • 相性の悪い犬がいる時、何となくドッグラン内の雰囲気が悪い時は、入場をあきらる余裕も必要です。「せっかく来たのだから・・・」といった飼い主の安易な考えが、愛犬を危険にさらすことになります。ドッグランの外で様子を見たり園内を散歩させたりして自分の愛犬が遊べそうな時まで待つのも一つの方法です。

【犬を入場させる時】

  • ドッグラン内にいる犬達が外に飛び出させないために、ドアの開閉には十分にご注意ください。
  • 入場してすぐが、一番トラブルが起きやすくなります。新しく入って来た犬を、既に入場している犬が囲み、威嚇したり、飛び掛ることがあります。そんな時リードを付けていれば、愛犬を他の犬から守ることができます。従って、リードはドッグラン内に入ってすぐに外すのではなく、入場後、犬が落ち着き慣れるまでリードを付けたままドッグラン内を歩かせてください。また首輪や胴輪は、常時装備させてください。

【初対面の犬同士のあいさつのさせ方】

  • 犬同士のあいさつでは、お互いにお尻の臭いを嗅いだりします。ただし、初対面でぐんぐん臭いを嗅ぎに行くのは失礼な行為で、相手を怒らせることとなります。まずは年上の犬が、年下の犬のお尻の臭いを嗅ぐ習性があります。上手にあいさつさせてください。
  • ドッグランに慣れていない犬は、恐怖のあまり暴れたり、威嚇することがありますのであいさつをしている間は、ケンカにならないよう、愛犬から目を離さないでください。
  • 未去勢のオスの飼い主さんは、厳重注意をお願いします。唸る、威嚇するなどの兆候が見られた時は、すぐに繋いでください。

【入場してからの遊ばせ方】

  • 犬を遊ばせて、会話に夢中になっていては、犬がケンカをしても気づけません。常に愛犬から目を離さないようにしましょう。
  • 飼い主さんのところに戻るクセもつくので、まめに犬を呼び戻して、疲労度をチェックしましょう。
  • 【遊びに夢中で興奮している犬】、【むやみに吠え続ける犬】、【嫌がる犬を追い回している犬】は、一度捕獲して他の犬から離し、クールダウンさせてから、あらためて放してください。

【他の犬が苦手な犬、ドッグランに慣れていない犬】

  • 他の犬が苦手でおびえている犬に、急に近づいたり、無理にあいさつに行かせないようにしてください。相手の犬の尻尾が下がっていたり、背中の毛が立っていたら、怖がっている証拠です。恐怖のあまり、「そばに来るな!」といって、吠える、威嚇する咬みつくといった攻撃に出る場合があるので注意してください。
  • 自分の犬が社交的だからといって、おびえている犬や臆病な犬に向かって、ぐんぐん近づく愛犬をただ見ているのはマナー違反です。
  • ドッグランに慣れていない犬やおびえている犬に対し、「せっかくドッグランに連れて来てやったのだから、走れ、他の犬と遊べ」というのは無理です。
  • 自分の犬が追いかけられたら、トラウマにならないよう腕で囲って守ってあげて下さい。

【ケンカの原因と対応について】

  • マウンティングする、執拗に追いかける、しつこく臭いを嗅ぐ、背中にあごを乗せるなどの行為をする時は、ケンカの原因になりますので、すぐにリードに繋いでください。
  • ドッグラン内で遊んでいるうちに自然と群れができ、新しく入ってきた犬に対して、数頭で囲むことがあります。顔なじみの犬が集まった時や多頭飼いの犬は群れ意識が強くなります。興奮状態がピークになりそうな時や、攻撃性が強くなりそうな時はすぐにリードをつけてドッグランの雰囲気が落ち着くのを待ってから放すようにしてください。
  • ケンカに発展する前には、上記のような前兆があります。飼い主さんは、常に愛犬に注意し、これらの前兆がみられたら、自分の犬を呼び戻す、あるいは首輪をつかんで引き離すなどの対応を迅速に行えば、ケンカを未然に防ぐことができます。
  • もしケンカが始まってしまったら、絶対に手で犬を捕まえようとしないでください。必ず咬まれます。同じ位の大きさの犬同士のケンカの場合、案外犬は怪我をしません。ですから、決して慌てず、水をかける、バッグで叩く、犬のお腹の下に足を入れてひっくり返す等して、引き離すようにしてください。少々乱暴なやり方かもしれませんが、飼い主さんの怪我を防ぐことができます。
  • 大型犬と小型犬のように、体格の違う犬同士のケンカの場合は、小さい犬の生命が危ういこともありますので、大型犬の飼い主さんは、体を張ってでも、直ちに犬を引き離してください。
  • ケンカが始まると、他の犬たちも興奮して集まってきます。ご自分の犬が加わらないよう、すぐにリードを付けて、ドッグラン内が落ち着くのを待ちましょう。
  • ボールやおもちゃの取り合いでケンカになることも少なくありません。ボールやおもちゃに執着心のある犬の飼い主さんは、他の犬の様子をみながら注意して遊ばせてください。
  • ケンカの当事者は、一旦ドッグランの外に出てください。飼い主さんや犬が怪我をした場合は、当事者間でよく話し合って解決してください。

【犬を退場させる時】

  • ドッグランから退場する時はドックラン内でリードをつけてから出るようにしましょう。
  • 出入り口付近に他の犬がいる時は一緒に連れ出さないよう、扉の開け閉めに十分注意してください。

【ドッグラン内での注意事項】

  • 他の飼い主さんや犬にひっかけることがありますので、ドッグラン内でのフレキシブルリードの使用は危険です。短く固定して使用するようお願いします。
  • ボールやおもちゃの使用にあたっては他の利用者の方に迷惑にならない様(特に混雑時)に注意してください。また、他の犬や自分の犬がボールを誤って飲み込まないように気をつけてください。遊び終わった後は必ず片付けをお願いします。
  • 中学生以下の子供だけでの入場はできません。
  • お子様連れの方は、犬同様、お子様からも目を離さないでください。ドッグラン内は【犬優先】です。他の利用者や犬に対し迷惑行為をしないよう十分監督してください。
  • 車椅子の入場は禁止していませんが、【犬の運動場】であることをご理解のうえ、犬の動向に十分気をつけてください。
  • ドッグラン内でカバン等は犬のいたずらを避けるため、なるべくフックにかけて下さい。
  • ドッグランに関するご意見・ご要望は《近くのスタッフ》にお寄せください。

【園内の散策について】

  • 散策コースは特に指定していませんが、足元や頭上(枝)には十分気を付けて怪我の無いようにして下さい。
  • 犬連れのお客様は必ずリードを付けて下さい。
  • 樹木にオシッコをかけた場合は、必ず水をかけて下さい。樹木が枯れてしまいます。
  • 許可なく枝を折ったり果実を収穫したりしないでください。
  • 山林ですので、蜂などの毒虫や蛇などに十分にお気を付けください。